Webクリエイターが読むともっと面白い「UNDERGROUND MARKET」


友人とkindolについて話していた時にお勧めされたのをきっかけに、藤井太洋さん著作の小説にはまってしまいました。
お勧めされた「UNDERGROUND MARKET」はシリーズのSF小説(宇宙系ではなく近未来系)。
既刊は「UNDER GROUND MARKET」「UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース」。そして現在「UNDERGROUND MARKET アービトレーター (Kindle 連載)」を連載中。
そう、Amazonの電子書籍(kindol)で連載販売されています。
Kindoleに連載機能があるのを初めて知りました。
著者の藤井太洋さんは、個人の電子書籍出版で、IT系や出版系のWebメディアで紹介されているそうで、見かけたことがある方もいるのでは?
電子書籍はしばらくその業界に身を置いていたのに、本能的に(匂いとか…)やっぱり紙の本が好きなのよね…と部屋の本棚はパツパツ、kindolの方はスカスカで持ち腐れさせてた私ですが(笑)、「これを読めるならツールはなんでもいい!どうでもいいからとにかく読ませて」という思いに陥って後、一気にkindolの稼働率がUPし電子蔵書も少しづつ増えてきました。

「UNDERGROUND MARKET」ざっくり作品紹介

2018年のオリンピック開催前の東京を舞台に、移民促進や消費増税で人も経済も共に混沌とした時代。電子仮想通貨決済の地下経済が浸透し、その中で労働する「フリービー」と呼ばれる若者達の物語。
主人公はフリーSEの青年、巧。
フリーデザイナーの鎌田、フリーWebデザイナーの森谷恵と共に三人でチームを組みサイトの制作や改修の仕事を受けるのだが、巧と仕事で絡むことの多い怪しげでやらかし体質な”友人”斎藤によって、チームは面倒事に巻き込まれていく。
独自の世界観に時代をたくましく生きる青年達、そして登場する多様な人々が魅力的な、短編〜中編のシリーズ。

安全靴で蹴りとばされないように

まるでDNAの二重螺旋構造のような、二本の表と裏の経済世界が世界観の主軸になってるのも面白いし
(経済に関しては無教養な為に、ぽかんと口を開けて受け入れるばかりなのですが)
そんな今よりぐっと複雑な世界で、したたかに明るく逞しくプロフェッショナルに生きる彼らがとても魅力的。
そしてWebクリエイターであれば「あるある」なエピソードがそこかしこに散りばめられ、
同じように湖口をしのいでいる身ながら、今の私の仕事っぷりではまだまだ恵に安全靴で蹴りとばされそう…がんばらねばと奮起させられました。
ということで現在イチオシお気に入り作品となり、連載の続きを心待ちにしています。

藤井太洋他著作品

この「UNDERGROUND MARKET」の前作で、電子書籍の個人出版で話題になった「Gene Mapper」がまた秀逸。
積んでおく予定が、一、二ページだけどぱらっと目を通すつもりがストップが効かず一気に読了しちゃいました。
気に入った作家さんの作品は極力コンプリートしたい習性なので、これからも要注目です!

自己出版バージョン

完全改稿版
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2014年01月15日

posted by michi at 12:00 | Comment(0) | Note | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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